母のお葬式~ちょっと終末医療のこと
2月3日、鹿児島の実母が亡くなりました。年末に入院、末期がんがみつかりあっけなく。自由な唯一無二の女性で。亡くなる直前には、皆にワインを、花はバラを、と。密葬、納骨まで終わらせましたが、しばらく鹿児島との往復になりそうです。
お葬式は子供3人と孫たちで。エンディングノートと公正証書遺言を残していました(ママ、ありがとう)。お通夜は一晩、ジャズやロックを流し、母が言った通りワインをみんなで飲みながら思い出話を。当日はこじんまりと。でもバラの花いっぱい。
本当に花のように去っていきました。
日本の終末医療の在り方について、医療の世界と私たちの言葉の違いを実感もしました。医療行為を決められるのは、法的には「本人」だけのはずなのに、家族の意思がこれだけ重視される(さえざる得ない)のは。エンディングノートも最近のものではなかったので、今の本人の意思を一生懸命考えました。叶えられたのか自問自答。(しかし、今更ながら家族がいない、疎遠な人、家族と考えが違う人はどうするんだろ、ここは私もこれから、自分のこと、社会のこととして考えなくてはならないと思っています。)
※故人の意思により密葬で行いました。香典は辞退させて頂いています。